kanina

[a short story 2] special page

kanina 2013.09.20 on release 2nd album [a short story 2] 特設ページ

a short story 2013.09.20 on release
最新情報をFacebookページにて随時更新中 https://www.facebook.com/kanina.jp

About this albumこのアルバムについて

壮大でいて繊細、150トラック以上をレイヤードした31:49の物語。
東京都内を拠点とし、県外や海外にわたり活動する、ポストロック・ポストクラシカル・エレクトロニカユニット[kanina]の、約4年振りとなる今作。盟友であるAureole,Meme,Start Of The Dayなど今旬なアーティストからゲストプレイヤーに、ミキシングエンジニアにはAnoice/RiLF/Ricco LabelのTakahiro Kido、マスタリングエンジニアにはcellzcellarを迎えた、1曲31分49秒のコンセプトアルバム。
kaninaとしてはスタンダードなスタイル、「奏でる絵本」をそのまま音源化。Sigur rosやmumといった北欧のアーティストを思わせるような壮大なバックグラウンドに、少年の旅を綴った物語をのせ、生楽器にこだわり管楽器・弦楽器をレイヤードした、全150トラック以上にも及ぶまさにオーケストラのような楽曲。それでいてポップでキャッチーなメロディーが、あらゆる世代の耳にも馴染みやすくなっている。

a short story 2
1,#1[02:11]
2,#2[08:09]
3,#3[07:40]
4,#4[07:36]
5,#5[06:11]

品番:LTRR-0001 JAN:4582237827323 発売日:2013.09.20
税込価格:¥1,800 レーベル:Litur

Album info
a short story 2
kanina are
yukino : Piano,Voice,Programing,Some Instruments
Kentaro Amano : Guitar
Lyrics : yukino
Composition : yukino
Arrange : kanina
Vocal : yukino
Piano : yukino
Programing : yukino
Guitar : Kentaro Amano
Chorus : Keisuke Nakazawa[Meme]
Chorus : Yuya Tanami[Start Of The Day]
Chorus : Tatsuya Tanami[Start Of The Day]
Chorus : Atsuko Watanabe{Start Of The Day]
Flute : Saiko[Aureole]
Glockenspiel : Kaori Satoh[Aureole]
Contrabass : Ryota Okazaki[Aureole]
Drums : Takumi Nakazawa[Aureole]
Violine : magi.(Margaret Maggie,a.k.a.Yosuke Fukui)
Cello : Takafumi Kumazaki
Trumpet : Kei Akahori
Clarinet : Rika Kawai
Horn : Sumika Yanase
Oboe : Nanae Iinuma
Recording : yukino
Recording support : yawn of sleepy[hydrant house purport rife on sleepy] ,
Yuji Kaneko[hydrant house purport rife on sleepy] ,
sleepy it[hydrant house purport rife on sleepy] ,
Yuya Tanami[Start Of The Day]
Mixing engineer : Takahiro Kido[Ricco Label]
Mastering engineer : cellzcellar
Translation support : Adam Jamenez
Photograph : Kazuhiro Fukumoto
Art work : yukino
Video shoot : Ryuichi Takashiba,Keisuke Wada
Hair and makeup : Hayato Bancho Nakano
Thanks : Aureole,kilk records,Start Of The Day,Anoice,RiLF,Meme,hydrant house purport rife on sleepy,
cruyff in the bedroom,Lemon's chair,Presence of soul,üka,Melanche[n]try,Magdala,
カルメラ,Mix Brass Orchestra,cuol,Kouenji HIGH,Kitahorie club vijon,Shinjuku motion,hisomine,
Ricco Label,Only Feedback Record,High Fader Records,more records,Zankyo shop,
Shigeyuki Ameshiba Shibasaki,Vitek Kalousek,Morii Izo Takayuki,WAVE TALE,
管楽器専門誌poco a poco,ちかしつのかいぶつ

Digestアルバムダイジェスト視聴

Lyricsa short story 2 歌詞

どれほど歩いたのか、もう彼にはわかりませんでした。
He didn't know how far he had walked.
気がつくと、目の前に小さな洞窟がありました。
He noticed there was a small cave.

疲れた身体を休める為に、彼は洞窟の中へを進んでいきました。
He entered the cave to rest his tired body.

光の届かない暗い洞窟の中で、彼はまた孤独を感じました。
The dark cave where light doesn't reach and He felt loneliness again.

「この広い世界で、僕は必要の無い存在じゃないだろうか?」
[I might not be necessary in this wild world]

天井の穴から月明かりが照らしました。
Moonlight shone in through a hole of the cave.
足下にある水たまりに、彼の顔が映りました。
His face reflected off the puddle.

「水の中にもう一人の僕がいる」
[Another me is in the water]

彼は水たまりに映るもう一人の彼が、彼自身を必要としている事に気づきました。
He noticed that his other self in the puddle needed him.

物音がしたので、目をやると
The noise rang.He looked over.
一匹のウサギが横たわっていました。
A rabbit was lying down.

「どうしたんですか?」
[What's wrong?]
と彼が声をかけると、ウサギは言いました。
He talked to the rabbit and the rabbit answered.

「私は病魔におかされていて、もうすぐ天に召されるでしょう。」
[I'm sick,maybe I'll go to heaven as a twinkling star soon.]
苦しむウサギを見て、彼はウサギを助けたいと思いました。
He wanted to help the suffering rabbit.

しかし少年は何も持っていませんでした。
But he didn't have anything.
「僕は何も持っていません。せめて僕にできることをさせてください。」
[Please at least let me do tha things that I can do],he said.

少年は両手で水を汲み、ウサギに与えました。
He scooped water and gave it to the rabbit.
そして傍らで頑張れと励ましました。
He sat beside the rabbit and helped him.

虫の声すらしない深夜
Quiet midnight.When even insect don't cry.
「もう何もしないで良いよ、私は運命に逆らわない。さようなら少年」
[You need not do anything any longer,I won't quarrel with fate.]
そう言ってウサギは息を引き取りました。
The rabbit spoke and was gone.

少年は声を上げて泣きました。
The little boy cried.
ウサギの死を悲しみ、自分の無力さを嘆きました。
He grieved for the rabbit's death and grived over his own powerlessness.

「僕に力はないけれど、彼は僕を必要としなかった」
[I have no strength,he didn't need me]
背後から声がしました。「君は充分やった。」
He heard the voice from behind.[You did enough]
息をひそめ、すべてを見ていたカエルが言いました。
The frog said he had seen everything.
「私は君よりも何もできなかった。」
[I'm not better at anything more than you.]

明るい日差しが降りてきて、やがて夜が明けました。
[Bright light came and shone in.The morning dawned.

少年はカエルに言いました。
The little boy said to the frog.
「僕があなたにしてあげられる事はありますか?」
[Can I do anything for you?]

「私はここへ来た時に、足を悪くしてしまったのでもう外へ出ることができない。
[My feet sore so I can't go outside from here.]
もう一度外へ出て、草のにおいをかいで空を見上げたい。」
[I want to smell the grasses and look up at the sky again]

少年はうなずいて、カエルを大事に抱きかかえ洞窟の外へ出ました。
The little boy nodded.He gently held the frog and went out for the cave.

燃えるような金色の日差しが彼らを包み照らしました。
Golden light like frames shone on and held them.

「ありがとう、君に出会えたので私はもう一度外へ出ることができた。
[I wish to express my gratitude to you,I was able to go out again because I met you]
私にとって君は必要な人間だったのだよ。」
[You were necessary for me]

少年は嬉しくて、静かに涙しました。
The little boy was grad and wept quietly.

About kaninakaninaについて

「kanina」とはアイスランド語で「うさぎ」という意味。絵本を演奏する、というコンセプトで2007年から活動しているユニット。絵本の物語を歌詞にし、絵本を映像にし、パフォーマンスするというスタイル。楽曲製作から映像製作まではすべてメンバー自身で行われ、時にはレコーディングも手掛ける。
クラシックに影響を受けた面も見られ、ロックやエレクトロニカの要素も交えた曲調。楽曲のほとんどが作詞・作曲を手掛けるyukinoの自伝や日記のようなもので、それらを意図的に客観的な視点で表現するというスタイルを一貫している。
楽曲製作やライブ活動だけでなく、映画のサウンドトラック製作や絵本製作、短編アニメーション製作など活動の幅は広く、音楽のジャンルを越える事だけでなく、アート全般の垣根をなくすという目標を持っている。
yukino : story telling,piano,programing,some instruments,compose,lyric,drawing,movie creation
kentaro amano : guitar

Trailer moviea short story 2 トレイラームービー

Commentクリエイターによるa short story 2のコメント

ポップミュージックとオーケストラの融合。その台詞はもう聞き飽きたかもしれないが、実際はポップミュージックに管楽器や弦楽器を加えただけというものばかり。この作品は断じてそういうものではない。サウンド、展開、アレンジ、歌詞、メロディー、全てが絶妙なバランスに溶け合い、未だかつて存在しなかったファンタジックな音楽=kaninaを作り出す事に成功している。正真正銘のkanina最高傑作。
森 大地(Aureole / Magdala / kilk records)

静寂の中の森
足を踏みしめば
少しずつ力強くなっていく
歌を歌えばそれは祈りのように空気を漂い、世界を構成する塵となる
皆が知ることの無い空想の中だけにある物語
それは、そこにあるだけでやさしく寄り添い続ける。
中村 至宏(Calmloop)

3曲目「♯3」
冒頭からのピアノ
とにかく好き
鳥肌超えて、泣いてしまいそう
まいった
ずっとずっとずっと聴いてしまうね
このピアノからの後半、
声、メロディー、音質、温度、世界像、物語、、、
僕は、同じ音楽家としてね
これは、もう、
実にくやしいんだけどさ
cuol/g.vo/nakayama

2人だけ、2人だからこそ生まれたであろう、さながら、オーケストラル・ポップである。
ふと耳に入る瞬間に広がる心地よいスケール感と、耳馴染みよく懐かしさすら感じさせるメロディー。
感動的な轟音のきらめきと共に昇華される長く短い物語は、優しく重ねられる豪華なサウンドのレイヤーと共にページをめくり、唄われる。
何より上質なのである。
少年が見た世界の一幕に、我々が見た1人じゃない世界。
田畑 猛(残響shop 店長)

あれもこれもと欲張りすぎている時に、こんな曲が流れてきたら、ふぅっと肩の力を抜くことができ ていいなぁ。やわらかな音色に包まれた穏やかなメロディが、ある時は楽しげに、ある時は愁いを帯びて響いてくる。ヴォーカルもお友達が語りかけているよう な感じだし、音作りも私が大好きなアイスランドの音楽とも共通項が多いので、じっくりゆっくりと楽しんでいきたい。
ICELANDia 小倉悠加

優しい音の森に包まれるようです。暗い静かな夜の森の中に一人迷い込んだ、小さな少年。彼はそこで何を見つけるのでしょう。
小さな絵本の世界を、壮大なクラシックのような音楽で描いた、一つのストーリー。その物語から抜け出してふと我に帰ると、涙がこみ上げてきていました。
Yuka Kurihara (üka)

この透明な悲しさに包まれると素直に感動も出来るし、涙も出るし力も湧く。そして明日からもまた生きていけると思う。
映画監督 古勝敦

[a short story]と名付けられた物語の第二章。 前作で旅立った少年の更に成長してゆく過程を前作以上に美しく緻密なサウンドによって描き出したこのアルバムは、kaninaというバンドの成長の物語でもあるかのよう。
前作から4年を経てスケールアップした彼らの今がここに!
奈良 輝臣(more records)

音楽生活が長いので、たくさんの女性ミュージシャンを知っていますが、僕が知る限り、自身を表現するという事において群を抜いてアグレッシブな女性ミュージシャンはkaninaのyukinoです。「ミュージシャン」と書いてしまいましたが、yukinoは「ミュージシャン」でありながらも、「絵描き」「フォトグラファー」でもあり音だけでなくビジュアルイメージも自身で手がけるクリエイターなので、yukinoが作る作品へのこだわりは、時に、僕の様に楽観的に活動している人間には自傷行為にも見えるほどのアグレッシブさ。今作も管弦楽器を全て生音で録音して、莫大な数のトラック数になったという相変わらずのマゾ具合(笑) kaninaの作品は細部にいたるまでの一切の妥協はない。こんな並の精神力では出来ない活動を出来る女性アーティストを他に知らない。
それをサウンドだけでなくあらゆる方向から支えるkentaroの精神力もまたハンパではない。
全身全霊で作られたものには魂が宿る。kaninaの生む魂にいつも感動させられます。リスペクト。
西崎 ゴウシ伝説(カルメラ)

私はKaninaが好きだ。
Kaninaの世界をライブか音源で触れたことのある人なら理解してくれると信じて誤解を恐れずに言う。
Kaninaは泥臭い。
洗練されたサウンドクオリティやビジュアルイメージはKaninaを構成する一要素でしかない、と自分は思う。
Yukinoの表現したい世界のやそれを彩るAmanoの音色、その全てが極端に我儘で情熱的でそれに触れた人の感情を揺さぶる。
音楽に自分達の全てを刻みつけようとする姿勢に誰しもが尊敬し、誰しもが共感する。
もしKaninaを未体験の人がいたらぜひこの感覚を味わって共有してほしい。
もう一度いう、私はKaninaが好きだ。
アゴアニキP(AGOBOT)

Kaninaの物語は深く霧ががった森を思い出す。
暖かく湿った空気は冷たい空気と混ざって、
小さな水滴が空を舞う。
short storyは、
まるで気体のような存在。
空中浮遊して
多くの人に届いてほしいな。
Lemon's Chair イマニシ マサシ

ただ、そこに在ることが、
誰かの光になるのなら。
あの子はいつまでも歌い、奏で続けるのだろう。
kanina(ウサギ)は儚くなんかない。
その音は今、こんなにも強く「ただここに在る者」の道を照らしてくれるのだから。
ハチスノイト(夢中夢/Magdala)

永遠に続く孤独な夜の、ひと時の安らぎのような。
私たちの魂は皆、光を備えているのだ、と気づかせてくれました。
ありがとう、kanina。
calu matryoshka

ここは別世界。そこには一つの物語が待っている。
誰もがkaninaの世界に引き込まれるだろう。
素晴らしい作品です。
[.que] / Nao Kakimoto (SCHOLE)

"Short Story"の中には、孤独を抱えて迷い続ける心の
悲しみを乗り越えて世界と和解して行く様子が
無垢さを感じさせる歌声でやさしく読み上げられています。
絵画的な表現はさらに深さと広がりを得て
物語は暗い落胆から、光さす救済へと進み
悲しみに流された涙はよろこびのそれへと
ゆるやかに心地よく変化してゆく。
音と言葉を丁寧に綴りながら編まれる、音楽の形をした絵本。
沢山の光が織り込こまれたような音とともに
ていねいに描かれたページを
1ページずつめくるごとに少しずつ希望へと向う。
それがKaninaのつくった、たいせつな物語です。
佐戸川 美穂(erotic dragon/イラストレーター)

物語の続きって気になるでしょう?
僕は前作でも感動しました。今作も感動しました。
とてもとても良いアルバムです。
聴く場所はどこでもいいでしょう。
でも僕はキレイな星空の下で聴くのが好きです。
Yuya - START OF THE DAY

もし僕にもこんな美しいギターの音を出せたなら、もっと壮大な世界を描けるのにな。
Takahiro Kido

こんなにもドラマティックでエモーショナルなのに
この音はいつも穏やかで心地いい
嬉しいときも泣きたいときも kanina
福本和洋(photographer)

"童心の想起"って感じ。
それとギターのケン君って、
おもしろくてお人好しでほんといい奴。
Yawn of sleepy/hydrant house purport rife on sleepy

kaninaの新譜は旅に似ている。暖かい日差しと、草木の匂いと、移り変わる様々な風景と。
電車に乗って、ヘッドフォンで聴きながら、どこまでも遠くへ行きたくなる、そんな音楽。
(ちかしつのかいぶつ ケンゴスター)

ただ生きているだけで、その理不尽に疲れた時に聴いてみてください。
「a short story 2」は、あなたと一緒にこころの内側でそれを見つめ、問いかける。
答えを見つける、のではなく答えを「みつめる」ことで明日を生きようとする。
まるで湿潤療法みたいに、暖かくてウエットな音楽です。
とても内向的なのに、螺旋を歩くようにに少しづつ違うところへ歩いてゆける、
そんな優しさと強さがあります。
そして…もし、もう少し違うところへ行ってみようという気になったら、
ぜひkaninaのライブを見に出かけてみてほしい。
ヘッドホンからあなたの内側を励ました音楽が、実はとても大きな音で力強く、
世界に響いているのを感じることが出来るはずです。
appy(prantron)

葉と葉の間から差す木洩れ日、雪に覆われた真っ白な木々
さまざまな表情を見せる森の情景を彷彿とさせ、心地良いハーモニーが響き渡る。
その一音一音を紡ぐkaninaの"物語"は、傍にそっと寄り添いやさしく導いてくれるような音世界。
Shelling aya(fraqsea)

荒れ果てた荒野ではなく、緑が生い茂った森林
過去の現実より、未来の希望
見た事の無い景色が広がる癒しの音楽
miura tatsu(the2ndcolony、SKUNK HEADS、TT、渡辺たくやBAND/ex.HARTFIELD)

空間に歌や様々な楽器で無限の色が塗り重なっていく。絵本とシンクロしているとはいえ、視覚がなくとも曲を聴くだけで物語に相違ない景色が浮かび上がってくる。
聴くのではなく感じる作品。ラストシーンは圧巻です。
Presence of soul / 東京酒吐座 Yoshi

あかんて。幻想的すぎて、あかん。幻想的草原の向こうに深遠の森林があって、
圧倒的遠浅に続く高揚感・透明感・浮遊感で切なげ・儚げ・荘厳・重厚がまさにそう、もろジャスト。
夕方の仄暗さから、太陽の閃光が差し込む朝まで、
まさに情景を音にするkaninaの曲を聴くと嗚呼、眼前に広がる壮大な自然。
劇的に激烈ドラマティックで感情をあらわにして情感を豊かにすれば、
どう考えても、母さん、僕kaninaの音に包まれてオーロラを見たよ。
ゴンザレス(daphne.)